ニキビ跡消す化粧水

ニキビに効く、グリチルリチン酸ジカリウムとは?


気になるニキビが出来たとき、お医者さんで処方してもらえるニキビ治療薬には、「グリチルリチン酸ジカリウム」という有効成分が含まれています。ここでは、このグリチルリチン酸ジカリウムという成分のメカニズムについて、詳しく紹介していきたいと思います。

グリチルリチン酸ジカリウムは、カンゾウという漢方薬に含まれており、特徴的な甘みがあり、醤油などの甘味料として利用されている成分です。また、副作用の心配が少ないことで知られており、石けんやシャンプー、風邪薬など、消炎剤として様々な場面で用いられてきました。

私たちにとってもなじみ深い、このグリチルリチン酸ジカリウムには、抗アレルギー作用や抗炎症作用があります。つまり、炎症を起こしているニキビの治療に効果的ということです。では、なぜニキビに対してそのような効果を発揮するのでしょうか?

グリチルリチン酸ジカリウムは、炭素骨格が「ステロイド」という成分に類似しており、ステロイドととてもよく似た作用をもたらすからです。その作用というのが、抗アレルギー作用や抗炎症作用です。

ステロイドというのは、副腎から分泌されている「副腎皮質ステロイドホルモン」のことをいいます。このホルモンは人間のもつ免疫反応を鈍化させ、血管の拡張によって起こる炎症を弱めるはたらきがあります。そして、グリチルリチン酸ジカリウムもこれと同様の効果を発揮するのです。

しかし、ステロイド様の作用をもたらすがゆえに、グリチルリチン酸ジカリウムには、ステロイドと同じ副作用を起こしてしまうリスクが伴います。その症状のひとつに、「偽性アルデステロン症」というものがあります。主な症状としては、むくみや吐き気、倦怠感などからはじまり、ひどい場合には歩行困難や筋力低下を伴ってしまいます。

こういった副作用が見られるため、グリチルリチン酸ジカリウムは、服用量の上限が1日40mgまでと定められており、それ以上服用する場合には医師による指導が必要になります。また、化粧品への含有量なども定められており、一般的な肌に塗るタイプの化粧水で「100gあたり0.5%未満」となっています。

もし、定められた分量を超えるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されている化粧品を、製造したり販売した場合には、「薬事法違反」に問われることになってしまいます。しかし、グリチルリチン酸ジカリウムの副作用は、服用した場合にのみ見られる症状なので、化粧品などで皮膚に直接塗布した場合、特に問題はないでしょう。

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