ニキビ跡消す化粧水

殺菌・抗炎症作用でニキビを治すクリンダマイシンゲル


ニキビ治療薬として処方される薬のひとつ「クリンダマイシンゲル」とは、どのような効果をもたらす薬なのかを確認しておきましょう。「ダラシンゲル」として処方される治療薬も、このクリンダマイシンゲルと同じ性質をもっています。

ニキビ治療の中でも「殺菌・抗炎症作用」に効果を発揮する薬です。ニキビができる原因として「皮脂」が挙げられますが、毛穴の皮脂詰まりの状態をさらに悪化させていくのが「アクネ菌」「ブドウ球菌」などの雑菌の存在です。

アクネ菌やブドウ球菌は「常在菌」と言われ、どのような方の肌にも常に存在している雑菌です。これらの菌の栄養素が皮脂であるために、毛穴に皮脂が詰まっているとアクネ菌が毛穴でどんどん繁殖してしまうことになります。

さらに問題となるのは、アクネ菌が皮脂を分解するときに生成される物質「遊離脂肪酸」です。遊離脂肪酸には角質層の代謝を過剰促進する働きがあり、皮脂が詰まった毛穴でこの作用が働くことで、毛穴が角質層によって塞がれてしまいます。

この毛穴が密閉化されたものが、いわゆる「黄ニキビ」と呼ばれる症状です。密閉された状態で患部の化膿が進み、炎症が悪化します。

この黄ニキビの治療に、クリンダマイシンゲルが効果を発揮します。クリンダマイシンゲルの主成分は、抗生物質「クリンダマイシン」であり、クリンダマイシンがアクネ菌といった細菌のタンパク質合成を阻止することで、殺菌作用をもたらします。

こうしてアクネ菌の繁殖を阻止し、化膿した黄ニキビの炎症改善につながっています。「ゲル」とは「ゲル状」のことであり、クリンダマイシンが半固形状の塗り薬にされたものです。ローション状のものもあり、症状によって使い分けると良いでしょう。

クリンダマイシンゲルの効果は殺菌・抗炎症に限定されます。既に炎症が治まったニキビ跡などには効果が期待できません。

1日2回の洗顔後、クリンダマイシンゲルを患部に塗布してください。簡単ですが、注意点として塗り過ぎは禁物です。今朝塗り忘れたから夜にたっぷり塗る、というような使い方は避けてください。

もう一点、患部だけに限定して塗るというのも大切な点です。同じニキビ薬でもイオウカンフルローションなどは広い範囲に塗布できますが、クリンダマイシンゲルを患部以外に塗ると、皮膚に本来必要なアクネ菌までを殺菌してしまい、肌状態が悪化する恐れがあります。

そのほか、目に入ってしまった場合にはしっかりと洗い流しましょう。クリンダマイシンゲルの働きをしっかり理解して、皮膚科医と相談の上効果的に、安全に使用してください。

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